2013/04/15 : 事故の記憶・・・

衝撃の悲劇に見舞われた事故の記憶。
きつい表現が多くなるが、ご容赦を・・・



死に至らなかったのが奇跡といえるほどの酷い惨状。
被害者は298の弟と息子。仕事で配達に出かけた直後のことである。

【 Yamagata News Online 3/31 】

報道では加害者が”前を見ていなかった”のが原因との簡単な記載だが、決してそんな生易しいものではない。
当店から数十mの地点での対向車線をオーバーしてきた”0vs100”のもらい事故ということもあり近所の方の目撃情報も多かった。

加害者の車は現場から数百mも前から蛇行というか、歩道に乗り上げポールをなぎ倒したりの暴走を異音を発しながら続けていたという。そして前方を走る二台の車に突進、接触。弾かれたようになのか、逃走しようとしたのか加速しセンターラインを越える。

当方の冷蔵ミニキャブ。
当店を出て志津方面に向かうべく進むこと数十m。車の性能と距離からいって速度などほとんど出てないも同然のところ、避けるスペースもない一直線の国道に対向車線の数台後ろから突然現れた暴走車との正面衝突。

普通の精神状態だったとは到底考えられない暴走ドライブ。
原因は？
個人情報保護という名の目くらましで被害者家族にも何も知らされない現状・・・

大破し横倒しになった車から救い上げた息子の顔面は見るも無残で震えながらの放心状態。
弟は潰れ果て全くスペースのなくなった運転席からようやくの救出。
救急車に乗せられた二人。

弟は骨折四か所の全治三か月。
息子は顔面挫創、擦過傷で全治二週間。
全く非の無い二人に降りかかった怪我としては重すぎる・・・

重傷者が出た事故なので実名で報道に出るが良いか？と警察より。
事故防止の啓発のためにもと・・・
事実とは大いに異なるこの報道で事故防止に繋がりますか？


個人情報の保護というのは、その情報の乱用、悪用を防ぎか弱き弱者を守るためのものではないだろうか？
被害を受けた弱者は情報という武器を以って加害者と闘うしか術がないのに”情報保護”を振りかざし、逃げ隠れ、知らぬ存ぜぬを貫く非常識な加害者を守っているだけではないのか。

未だに加害者からの謝罪、面会、見舞い無し。
交通安全に自らが取り組んでも防ぎようのない相手暴走車・・・
いざという時に頼りにすべき”保険屋”さんは自らに非がなければ動けない・・・
よって無知の賠償交渉に自ら関わらなければならない不条理・・・

やるせない想いであります・・・

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